■撮影に必要な機材一式 デジカメにアダプタ・フィールドスコープを接続して倍率を上げる。
|
フィールドスコープを望遠レンズの代わりに使えば、6倍の単眼鏡よりもっと太陽を拡大して撮影できます。解像度も上がり、クリアな撮影ができます。
小型軽量で持ち運びしやすいフィールドスコープとデジカメを組み合わせた撮影システムをご紹介しましょう。
■アロマ52-Aとデジカメとの接続例
|
ビクセン社のコンパクトなフィールドスコープ「アロマ52−A」に、専用のデジカメアダプターを介してニコンクールピクス995を接続。減光用のNDフィルターは、フィールドスコープのゴムラバー製のフードの中に落とし込んで固定しています。デジカメ本体のズームを望遠いっぱいにすると、35mm判カメラ換算で、20000mm相当の超望遠レンズになるので、撮影には三脚+微動雲台が必要になります。
■太陽の撮影例「デジカメ+フィールドスコープ+金属蒸着NDフィルター」
|
ビクセン社の「アロマ52-A」は、口径52mmの小型軽量なフィールドスコープです。
専用のデジカメアダプター「DG-FS」も用意されていて、デジカメのフィルター径に合わせた「DGリング」を介して、さまざまなデジカメと組み合わせることができます。
ただし「アロマ52-A」に標準で付属しているアイピースでは、デジカメで撮影する際に大きなケラレが生ずるうえ倍率が高すぎる(25倍)ので、別売の「GL15(11倍)」アイピースとの組み合わせをお勧めします。