オリンパス C-4040ZOOMによる池谷・張彗星(C/2002 C1)

オリンパス C-4040ZOOM + タカハシ FC-100

長野県松本市 北野 宏治 さんからの投稿画像です。
オリンパス C-4040ZOOMでとらえた3月30日の池谷・張彗星です。 最長露出時間は16秒までの機種ですが、6枚コンポジットと画像処理で、緩くカーブした尾の特徴をよくとらえています。

C-4040ZOOMによる池谷・張彗星

■撮像データ
撮影時刻:2002年3月30日 19時18分〜24分(JST)露出16秒×6枚コンポジット
タカハシ FC-100(fl=800mm) + LV25mm
オリンパス C-4040ZOOM(fl=7.1mm、F1.8開放、合成fl=227mm、感度 ISO400相当、ノイズリダクション ON)
EM-200赤道儀で恒星時追尾
ステライメージ3にて、加算コンポジット、レベル調整、デジタル現像、トーンカーブ調整、Lab色彩調整

■撮影者コメント
夕方には雲はほとんどなくなったのですが春霞がひどかったので標高1100mの開拓地まで上がり、彗星が春霞の下に入る前を狙って撮影してみました。天文薄明終了前の時間帯でしたが、結果的によい判断でした。近日点を過ぎて10日ほどたちましたが彗星の活動は引き続き活発なようです。望遠鏡のファインダーでも緩くカーブした尾が確認できました。
モノクロ画像はこちら


デジカメ実験隊がゆく


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