かあ一日月(新月、月齢0.00)
シーイング:不明 透明度:3/5 この日に写した画像から細い月が写っていると思われる全7画像をコンポジットしてみました。結果、左画像に示すように細い月と思われる像が明確に現れました。なおNASAのシミュレート画像と比較したところ、左端部が途中少し切れているのですが、この画像でも切れて写っているようです。右画像の地球照は、まず晴れの海がすぐわかり、そこから左には蒸気の海や雨の海、コペルニクス、雲の海、湿りの海、嵐の大洋と辿っていけて、晴れの海から下には静かの海、危難の海、豊かの海、神酒の海と辿っていけるようです。
#123037
2021年4月12日 11時31分50秒
露出 7/320秒
F11 露出各320分の1秒 ISO100 画像ファイル記録形式RAW
北海道石狩市花川南
望遠鏡:ペンタックス SMC PENTAX-DA55-300㎜ ED F4-5.8
カメラ:リコー PENTAX K-70
ベルボン製カメラ三脚 使用(固定撮影)。ケンコー製HFフィルター+R60フィルター 使用(減光、分光およびコントラストアップ)。
自作ロングフード 使用(直接太陽光の入光をカット)。
ペンタックス製クリップオンGPSユニットO-GPS1 使用(正確な時刻を取得)。
300mm
SILKYPIX Developer Studio Pro11で、B光チャンネル(近赤外光)のみ取り出しRAW現像、Wavelet処理後の調整処理および7画像をコンポジット。
RegiStax Ver.6.1で、Wavelet処理。
ペイントで、編集。
コンポジット枚数を増やせればと思ってはいましたが、今まで撮影時刻にとらわれていました。今回この日の画像でやってみて、あっとビックリという感じです。ただ次回のチャンスに挑戦するとすればコンポジットしなければならないかと思うと、ちょっと敷居を高くしてしまったなと思いました。