森 栄二Abell85

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ナローバンドフィルタで撮影したAbell85とフィルタ無しで撮影した同天体の画像(2024/11)から作成しました。この周辺、淡いですが非常にカラフルです。フィルタを使わないと、この天体をコントラスト高く撮影するのは難しいのですが、絞れば絞るほど周辺の色が消えていきます。

#125562
2025年8月24日 22時45分0秒 露出 600秒
600秒x15枚 (L-Ultimate)、300秒x20枚 (TOA130+RD、UVIRカット)、600秒x7枚 (TOA130+RD、UVIRカット)ゲイン300、冷却温度 0度
カリフォルニア州 レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:タカハシ FSQ106N
カメラ:ZWO 2600MC DUO
オリオン シリウス赤道儀、2600MC DUO、DUO内蔵の220MMをガイドカムとして使用。ZWO EAF+温度センサー、ZWO EFW (L-Ultimate)、温度1度変わる毎にフォーカス作業を実施(温度センサーは鏡筒に貼り付けて使用)TOA130+RD アトラス赤道儀、2600MC PRO、120MM-Sガイドカム、
530mm
ステライメージ8、9。PhotoShop、PixInsight にて画像処理。ダーク補正、フラット補正等の画像処理。
3nmのDUALバンドパスフィルタの画像だけでは、色数が少なく寂しいので、去年TOA130で撮影したフィルタ無しの画像をブレンドしてカラー画像を作成しました。これで星の色もほぼ白となり、周辺の青いガスなども一緒に表現できるようになりましたが、Haのガスのコントラストと解像度が落ちた印象です。Ha画像を赤にブレンドしてカラー画像に混ぜたほうが良いのかもしれません。