天の川を見たことがなければ、天の川とは何だろう、と不思議に思うこともないかもしれません。天の川の正体を知らなくても、日々の暮らしに何の影響もないかもしれません。
昔の人が天の川を調べなければ、私たちが銀河系の一角に住んでいるということを知ることはなかったでしょう。天の川こそ、私たちのまわりに見える、私たちを取り囲んでいる世界の姿そのものです。天の川を見ることは、広大な世界を見ることです。私たちが宇宙のどこに住んでいるのか、天の川は教えてくれているのです。
月明かりのないよく晴れた夜、人里離れた大自然の中で見る天の川は、私たちの心を打つ圧倒的な存在です。とくに夏は、ほかの季節に比べて天の川の濃い部分を見やすい時期です。天の川を見に出かけましょう。




[星をさがそう]メニューから天の川を見つけよう。まずは「いて座付近」。(下画面)
矢印をたどると天の川を見つけることができる。(上画面)
「星図」オプションで、星座絵や「青空・月明かり」をOFFにしたり「夜空の明るさ」を暗くしたりすると天の川が見えやすくなる。(下画面)
こんどは「みなみじゅうじ座付近」の天の川を見つけてみよう。(下画面)
地平線の下にあるみなみじゅうじ座も透かして見ることができる。(上画面)
いて座、南十字からはくちょう座まで、DSをかざしながら一周すると、天の川に取り囲まれていることを実感できる。(上画面)
[天体事典]の「用語集」で天の川のことを調べてみよう。(下画面)
[天体事典]ではいろんな天体などの基礎知識が一気に読める。(上画面)
今度は天の川の中心方向を表示。[天体事典]の「目印」から「天の川の中心」を選んで「星図でさがす」をタッチ。(下画面)
天の川の中心部分は、現代の天文学ではとても重要な研究対象だ。今夜も天の川の謎解きは続いている。(上画面)