世界の屋根ヒマラヤは、東部チベットを流れるヤルツアンポ川の屈曲点から始まり、ブータン、ネパール、インドを経てパキスタンのインダス川東岸まで2400kmにわたって連なる大褶曲山脈である。
その中でいちばん高い屋根が、エヴェレストがそびえるクーンブヒマラヤだ。
そこは大気が澄みわたり、夜ともなると星明かりにうかび上がる雪山と、漆黒の空をバックにした星座のドラマがくりひろげられる。
写真・文/藤田 弘基
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