23日に金星と木星がわずか2′まで接近しますが、この日の夕方には月齢2.1の細い月が加わって、西南西の空で美しい光景が見られます。
18時の各星の地平高度は木星が23°、金星が17.5°、月が16.8°となります。マイナス2.1等の木星とマイナス3.9等の金星だけでも十分に目立ちますが、これに地球照の鮮やかな月が加わるのですから、すばらしいながめとなることはまちがいありません。ぜひとも写真に残しておきましょう。
なお、地平高度2.9°のところにはマイナス1.2等の水星もありますが、これを観察するのはむずかしいでしょう。