2年2か月ごとに地球に接近する火星が、ひさしぶりに地球に最接近します。その距離は8654万kmで、2003年の大接近のときの5576万kmにくらべるとまだ遠い中接近の類のものとなります。しかし、前回の1995年2月の小接近のときの1億kmよりはかなり近く、視直径も16.2秒といくぶん見やすくなります。
マーズ・パスファインダーの着陸やマーズ・グローバルサーベイヤーの到着など、なにかと話題の多い火星面を自分の目で確かめるのも楽しいことでしょう。