はくちょう座が宵の頭上高く昇って見やすいころとなっていますが、はくちょう座の翼の北東端よりにあるκ星付近に放射点をもつ、はくちょう座κ流星群がピークをむかえます。
ただし、ピーク時でも1時間に2〜3個見られればまずまずといった程度の出現数ですから、流星群らしさはあまり感じられないかも知れません。出現期間は8月10日ごろから8月25日ごろまでのおよそ2週間で、ペルセウス座流星群の出現と重なって活動することになります。極大日のころ、上弦すぎの月は夜半には西へ沈んでしまうので、好条件といえるでしょう。