5月2日地球に最接近した火星ですが、4か月がすぎて地球から徐々に遠ざかり、見かけの大きさも8″を割り、明るさも0.5等級とずいぶんと暗くなっています。
その火星がこの日、宵の南西の空でさそり座の1等星アンタレスにもっとも近づきます。アンタレスはギリシャ語で、”火星の敵”という意味ですが、その名の通り互いに赤さを競っているようすが肉眼でも楽しめます。