夕方の西の空低く姿を見せている水星が、この日に太陽の東側へ24°離れて東方最大離角となります。離角のわりに地平からの高度はそれほどではありませんが、水星としてはまずまずといったところで、ふだんよりは見つけやすくなっていますので、西の空の開けたところでさがしてみましょう。このころの水星の明るさはマイナス0.1等、視直径は6.6秒です。