有名なエンケ彗星関連の流星群とみられるおうし座流星群の南群が極大になります。といっても、10月中旬から11月下旬まで出現するこの流星群のピークははっきりしたものではなく、1時間に2個も見られれば上々といった程度のものです。
ただ、この群の流星はゆっくり流れ、オレンジ色で長い経路をもっているのが特徴で、ときとしてマイナス等級の火球がとぶことがあり印象に残ることでしょう。下弦すぎの月が午前1時ころ東に昇るので月明かりはありますが、流星は明るいものが多いので、これくらいの月明かりは気にせず観測できるでしょう。