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褐色がかった色調で、とても彗星とは思えません。形状もまるで惑星状星雲のようです。M97の形に似ています。
携帯電話のカメラで望遠鏡を覗かせて、今まで月や惑星や恒星を撮ったことはありましたが、彗星が写ったのは初めてです!
表示時刻はUTです。
望遠鏡で見て赤みがかっているのでダストの多いコマと想像はできますが、スペクトルでは普通の恒星とあまり変わりなく、撮り間違えたのかと思いました。スワン彗星の時は串ダンゴのような輝線があったので、まったく違う姿に驚きました。
わずか、2秒露光で写るとは思いませんでした。
地球軌道近くでバーストしたら凄い光景だったんでしょうね。
25日早朝の画像と同じ拡大率です。25日朝に比べて2倍以上にコマ部分が膨れ上がりました。反面、全体に拡散し、ビデオカメラでは写りにくくなりました。核の西側(画面右)には、明るいコブ(?)が見えています。また強いウェーブレット処理を行うと、核から南西方向(画面右下方向)に、強いジェットが出ているようです。
ニュースを聞いて大慌てで玄関先通路に機材を出して撮影しました。光害で限界等級が3等星の空にしっかりと輝いているのを肉眼で確認することができました。
最初は、彗星のイメージで捜していたのでわかりませんでしたがステラナビゲータで確認して恒星状で見えていたのに気づいたときは驚きました。断続的に流れてくる雲でピントも十分確認できずちょっとピンぼけ気味です。
肉眼ではっきり見える大バーストした彗星は初めてです。満月の中これだけはっきり見えるとは驚きです。中心部が明るく、周りにまん丸にガス状のもの?が取り巻いていました。
雲の隙間を狙って撮影できました。
(1枚目)双眼鏡では恒星よりはにじみのあるようでしたので、20cm80倍で見たところまあるいシャボン玉のような泡のような輪郭のはっきりとした惑星状星雲のようです。彗星独特のまわりがぼけるような感じには見えませんで「なんじゃこりゃ」でした。明るさも2.5等はありそうですので惑星撮影と同じ要領で撮影しました。20cmシュミカセF6.3で1260mm直焦点です。画像処理しましたところ核やジェット、周りのコマの淡い部分と眼視で見えた輪郭のはっきりした部分が見えてきました。明るい彗星にはウェブカメラは大変有効です。明るい方がヒストグラム補正後の画像です。
(2枚目)コマ周辺が緑色に見えます。ドリル状のジェットがよくわかります。
(1枚目)当ページで、バーストしたとの情報をみて、あわてて自宅にて撮影。FC-76の20倍では周辺が少しぼやけた面積体として視認。肉眼でも余裕でみえる。2等級中盤の明るさで、たまげた!15secで露出オーバーしている。
(2枚目)F8、30秒露出で見事に白飛びです。
双眼鏡(7×50)で2等級と見積もりました。写真でも(20秒露出ですが)、双眼鏡で見ても恒星状です。
光害と月明かりの下でペルセウス座α星に負けず光っていました。雲の合間からの撮影です。
まったくの恒星状にしか見えませんでしたが、移動は確認できました。この彗星もまた、記憶に残る特異な彗星の1つですね。
天気予報が悪かったので朝からほとんど諦めていましたが、23時頃から雲が急に少なくなったので慌てて彗星の姿を双眼鏡で確認し、小型赤道儀を引っ張り出して撮影しました。
双眼鏡で見ると土星をやや暗くしたような感じでした。
元画像では、うっすら緑のコマがあるように見えます。
双眼鏡で見るに足りず、コリメートにてチャレンジしてみました。
芯のしっかりとした光芒の塊といったイメージ。
明るさは2.6等級と目測。比較星はPerδで。