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陳・高彗星とホームズ彗星のランデブーを狙ってみました。ホームズ彗星は、自宅からはかなり厳しいですが何とか写す事ができました。単位面積当たりでは陳・高彗星の方が明るいようです。
ホームズ彗星はEOS20Daの液晶ではまったく見えず、家のパソコンでフォトショップCSで開いただけでも見えず、写ってないのか心配しましたが、トーンカーブをグニャグニャに曲げて、なんとか写っていていたので、ホッとしました。
ホームズ(17P)、ウィルタネン(46P)、陳・高(C/2008 C1)の3つの彗星が接近したので撮影してみました。元画像でははっきりわかりますが、縮小した画像ではウィルタネン彗星がチョットわかりにくいです。
(1枚目)接近の1週間前です。
(2枚目)春がすみがひどくて、撮影条件はよくなかったです。カリフォルニア星雲にいよいよ近づいてきました。
(3枚目)ようやく好条件で撮影できました。彗星本体がかなり淡くなってきて、B画像を5分×10コマ取得してL画像に加算させ、彗星を相対的に明るくさせました。
(4枚目)彗星が離れていってます。透明度が悪く、3等星がやっと見える程度。撮影時に彗星本体がどこにあるか確認できません。フラット補正をして初めて現れてきます。
(1枚目)レリーズを忘れて30秒露出のみになりました。
(2枚目)雪が多く駐車場からの撮影になり、スキー場の明かりを避けられませんでした。
フィルムでの撮影のため、現像に時間がかかりました。当日は強風でガイドがまともにできなかった割にはまずまずの画像となりました。彗星は双眼鏡を使ってもとらえどころがないような見え方でした。