2002年12月4日 皆既日食 投稿画像ギャラリー


(井田一徳氏撮影の皆既日食の連続写真)

撮影者:
井田 一徳
撮影日時:
2002年12月4日 18時41分〜20時1分(5分間隔、13カット目のみ19時41分40秒、時刻はいずれも現地時間)
撮影地:
オーストラリア リンドハースト
撮影機材等:
リコー XR10-M・XRリケノン 50mm(f2)、絞りF22、プロビア100、2カットまでは自製インターバルタイマー使用(その後は故障のため手動)、フォトクルーにて画像処理
●撮影者コメント:
晴天で連続撮影には最適な状況でしたが、風速20mを越える強風で三脚が倒れる恐れがあるので、観測地にあった鉄柱に三脚をハリガネで固定しました。さらに細かい砂が舞い乱れてインターバルタイマーの接点に入りこみ作動不良となり、最初の2カット後は手動でシャッターを切りました。そのため皆既最大の19時41分20秒にシャッターを切れず(コロナの拡大撮影に専念)、第3接触直後に撮影。逆にダイヤモンドリングが写り込んだ、一種独特の画像となりました。通常は日没時の太陽は変形するものですが、水分が少ない砂漠地帯だったために、ほとんど変形することなく三日月型の太陽が地平線に没する様は見事でした。

(宮田義明氏撮影の皆既日食の写真 1) (宮田義明氏撮影の皆既日食の写真 2)

撮影者:
宮田 義明(ワイルド・ナビゲーション)
撮影日時:
2002年12月4日 19時41分ころ、露出 1/30秒
撮影地:
オーストラリア リンドハースト
撮影機材等:
SONY Cyber-shot DSC-F77(f=7.65mm(35mm換算 37mm) F2.8、EV補正=0、ISO 320、多分割測光、ホワイトバランス:オート)、フィルターなし、手持ち撮影
●撮影者コメント:
最近のツアーでは日食を見ている人と日食を撮影するよう努力しています。今回はローアングルで撮影しやすい機材を使用してみました。高度4°の皆既は大きく、また乾燥地帯のためか非常に輪郭がクッキリして見えたためか、肉眼で見ているにもかかわらず、天頂での皆既を双眼鏡で見ているような迫力があり、思わず興奮してしまいました。写真では本影錐もくっきりと出ています。

(高田裕行氏撮影の皆既日食の写真)

撮影者:
高田 裕行
撮影日時:
2002年12月4日 19時41分28秒(現地時刻)ころ
撮影地:
オーストラリア リンドハースト
撮影機材等:
コニカ T3・85mm 絞りオート、フジ スペリア100、フォトショップで画像処理
●撮影者コメント(抜粋):
見た目の印象では、地平線近くの皆既中の太陽と月はもっとずっと大きく見え、たいへん見事な光景でした。なお、画像にはレンズのゴーストが少し写っていたのでフォトショップで消しました。

(北原芳誠氏撮影の皆既日食の写真 1) (北原芳誠氏撮影の皆既日食の写真 2)

撮影者:
北原 芳誠(八ヶ岳自然文化園
撮影日時:
(1枚目)2002年12月4日 8時20分
(2枚目)8時21分
撮影地:
南アフリカ共和国 メッシーナ市(ジンバブエ共和国との国境)
●撮影者コメント(抜粋):
太陽の活動期にあたった、昨年の皆既日食に比べ、ややコロナの伸びが小さく感じた。
雨季にあたるこの地域で観測ができたことはとてもラッキーだった。場所的に広いアフリカ大陸のきわどい国境で観測できてよかった。
カメラの調子が悪くピントがあまりあわなかった。

(山本海行氏撮影の皆既日食の写真 1) (山本海行氏撮影の皆既日食の写真 2) (山本海行氏撮影の皆既日食の写真 3)

撮影者:
山本 海行
撮影日時:
2002年12月4日
撮影地:
オーストラリア セデュナ近郊の丘
撮影機材等:
タカハシ FC-50 + トミー テレコンバータ1.4倍(500mm F10)、スカイパトロール2、PENTAX LXで自動露出、フジ NEWPRO400ネガ
●撮影者コメント:
ツアー独自確保の海岸からは15分ほど車で行った観測地でした。最後の数秒のみ雲から出てきてくれました。雲があればあったでなかなか迫力がある写真になったなと感じています。

(廣田康幸氏撮影の皆既日食の連続写真) (廣田康幸氏撮影の欠けたまま沈む太陽の写真)

撮影者:
廣田 康幸
撮影日時:
(1枚目)2002年12月4日 19時31分10秒(露出 1/125秒)、36分10秒(1/62秒)、41分15秒(1/62秒)と28秒(1/125秒)と30秒(1/31秒)をコンポジット、47分0秒(1/31秒)、52分0秒(1/31秒)
(2枚目)20時2分頃、露出 1/4000秒
撮影地:
オーストラリア リンドハースト
撮影機材等:
(共通データ)ニコン COOLPIX5700(最望遠、35mm換算で約280mm、F7.4、ホワイトバランス:太陽光、ISO 100設定)
(1枚目)ケンコー NES赤道儀にて電動追尾、部分食時は国際光器 アストロソーラーフィルター使用
(2枚目)手持ち撮影
●撮影者コメント:
天候は快晴で問題無いのですが、高度4度という低い状態では露出が稼げないのと、さらに強烈な風でぶれてしまう為拡大を諦め、クールピクス5700のズーム最望遠で撮影しました。予想した様な歪んだ皆既日食にはなりませんでしたが、白く輝くコロナではなく、オレンジ色に染まったコロナという、初めての光景に興奮しました。欠けたまま沈む太陽も異様な光景で、非常に感動しました。
今回は食は始まる前の夕食で出たシャンパンで酔ってしまい皆既中に頭が回らず、広角での撮影に忘れてしまいました(苦笑)。

(田中一幸氏撮影の皆既日食の組写真)

撮影者:
田中 一幸
撮影日時:
2002年12月4日
撮影地:
オーストラリア Wirraminn
その他:
各写真の撮影時刻や機材についてはリンク先参照
●撮影者コメント:
撮影場所は内陸のWirraminnaというところで、Cedunaより数百km北東です。多くの人はCedunaかLyndhurstへいったようです。地元新聞やベテラン日食ファンの言葉を借りると、今回の日食は今までの中で一番きれいだったそうです。

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