自作デジカメアダプタ
ニコンクールピクス880+自作デジカメアダプタ |
田中晴男さんからの投稿です。 天体望遠鏡を使ったデジカメ撮影では、デジカメのレンズを望遠鏡のアイピースに近づけることで、写野のケラレを小さくすることができます。ニコンクールピクス880ユーザの田中さんによるデジカメアダプタの工夫を紹介します。 撮影システム 左から、デジカメ本体(ニコンクールピクス880)、アダプターリング(ニコンUR-E2)、自作アダプタ(2種類)、アイピース(Er20)、ビクセンNSTアダプタ、36.4mm→2"変換リング、2"ダイアゴナルミラー 自作の理由 アイピースとデジタルカメラの距離を最小限にするため。 当初、UR-E2と28mmフィルターネジ利用のアダプタを使ったが、ケラレが大きいので中止。UR-E2の28mmフィルターネジ部を切り取って、アイピースが最もカメラレンズに近づくようにしました。
(例) アダプタ長さ55mm=Er20用 アダプタ長さ82mm=LV5用 自作アダプタの構造(赤い部分)
なお、ニコンクールピクス880は、カメラレンズのズーム時、フォーカス時共に前玉が固定されており、このような形状のアダプタでもアイピースにぶつかることなく安心して使用できます。 リモートコードについて
撮影目的 月の立体視画像ができればと思っています。時間をおいて写した像を2枚並べて立体視になるか否か、挑戦中です。 |