ニコン COOLPIX995による火星

ニコン COOLPIX995 + オライオン OMC140

1枚目 (撮像データ)

2枚目 (撮像データ)

■撮像データ

• 撮影日
  • 1枚目：2003年8月24日 1時50分
    露出 1/4秒×1と1/8秒×6をコンポジット(写真)
  • 2枚目：2003年8月27日 23時53分
    露出 1/2秒〜1/30秒×12コマコンポジット(写真)
• 撮影地：長野県原村 八ヶ岳自然文化園（火星観望会会場）
• 撮影機材等：（共通データ）ニコン COOLPIX995（ISO400、ホワイトバランス：オート、光学ズーム最大）、ビクセン GPD赤道儀、オライオン OMC140
• （1枚目）ペンタックス XO-5mmでコリメート撮影、コンポジット後にレベル補正とトリミング
• （2枚目）ビクセン プローセル13mmでコリメート撮影、コンポジットとレベル補正後にトリミング

■撮影者コメント

（1枚目）アイピースとE995とはカメラアダプターを使用せずに直結出来る為、画像としても比較的良好な物が得られました。しかしやはりシーイングには勝てませんでした。

（2枚目）日没後の雲と雨とでどうなる事かと思いましたが、日付けが変わる前に南の空の雲が切れたおかげで撮影出来ました。本来はXO-5mmで撮影したかったのですが、1分見えては5分隠れる、という繰り返しと拡大率の高さとでカメラの視野内に導入出来ずに急きょこのアイピースでの撮影となりました。また使用した汎用形のカメラアダプターではその構造からアイピースとカメラレンズとを密着させる事が出来ません。その結果、アイピースの高さによっては撮影時に大きな拡大率が得られないのが欠点となってしまいます。 アイピースの装着部分の精度が良いだけに少々残念ではありますが、全国的な悪天候に加えて1時以降には完全にベタ曇りになってしまったという状況下で撮影して記録を残す事が出来ただけでもラッキーなのかもしれません。