【1998年10月22日 NASA】
ガリレオ探査機の観測により、木星の第2衛星カリストの地下にも液体の海が存在するのではないかという証拠が発見された。
これはすでに海があるとされているエウロパとのデータを比較してわかったもの。エウロパには液体の海があるためわずかながら電気が流れており、それが磁気の変化として観測される。カリストの磁気変化のデータを調査したところ、エウロパと同じパターンのデータが見つかった。天文学者らはこれがカリストの地下にも液体の海が存在することを示すのではないかと考えている。しかし生命の存在については疑わしいとしている。
□ガリレオ・ホームページ(英文)
http://www.jpl.nasa.gov/galileo/