森 栄二NGC1555 ハインドの変光星周辺
Askar 65PHQ 二台同架システムで撮影した画像です。前回投稿したフィルタ無しの画像と、IDAS D3フィルタを通して撮影した画像を合成して作成しました。わずかでも帯域をしぼってあげると、星雲のコントラストがあがり立体感と深みがでます。
#115519
2024年11月4日 22時0分0秒
露出 600秒
600秒×18枚 (フィルタ無し)、600秒×18枚 (IDAS D3)、2台同時撮影
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:その他 Askar 65PHQ
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO
オリオンアトラス赤道儀(スカイウォッチャーEQ6)。ASI AIR PRO。ZWO EAF(オートフォーカス機能使用)。一台目:Askar 65PHQ + 専用レデューサー + 2600DUO。二台目:Askar 65PHQ + 専用レデューサー + ZWO EFW (2in X 5) + 2600MC PRO、ZWO ASI120MM mini (ガイドカム)、SVBONY (30mmF4)ガイド鏡
312mm
ステライメージ8、PhotoShop、PixInsight にて画像処理。冷却温度 -10 度にて撮影。ダーク補正、フラット補正等の画像処理。
フィルタを使わずに撮影した場合に比べて、少しでも帯域を絞ってあげると星雲の形や色に深みがでてきます。モノクロカメラもありますが、色毎に感度が違ったり、ハロや反射の出方が違ったりして、ノイズ近くまで持ち上げるとアラが見えてしまいます。その点フィルタがセンサーそばにあるカラーカメラは、フィルタとセンサー面のハロがほとんどなく、背景の補正もし易いです。