久保庭敦男同一日の明けの明星と宵の明星

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今期の金星内合は太陽から北へ8度も離れていたため、北半球から「明けの明星」と「宵の明星」を同じ日に見ることができる貴重な時期でした。(視界が確保できれば赤経内合の前後数日間は観察可能。)

#120349
2025年3月21日 5時44分26秒 露出 0.001秒
ゲイン100〜150、ノーフィルター、各位置とも10コマずつ撮影、日出側:5:44:26から約1分おきの9カット、日没側:17:46:50から約1分おきの10カット。
茨城県牛久市
望遠鏡:その他 Askar FRA400
カメラ:ZWO ASI2600MC
400mm
フラット処理、10コマずつ加算平均したものを比較明合成、トリミングして組写真化、リサイズ、上方向が概ね天頂方向、高度5度程度なので近隣障害物が写ってます。
当地での日出・日没の時刻に合わせて撮影しました。翌22日も朝夕ともに撮影できました。欠けている金星の形から、太陽高度が金星より低いことが分かります。