かあ金星(2025.03.24)

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シーイング:不明 透明度:3~3.5/5(風強し) この日は一応午前は晴れたので金星を撮ってみました。今度は色々考えて150㎜反射に300㎜望遠レンズ付きカメラを同架して広い範囲を見られるようにしました。結果として9×50のファインダーでも望遠鏡でも私の悪い眼では金星は見えず、同時に撮影していた望遠レンズの画像を見るとほぼ真ん中に金星が写っていました。上の画像真ん中付近に弦を上にした金星が淡く写っています。一応赤経内合3日後 黄経内合1日後でした。

#120438
2025年3月24日 10時26分58秒 露出 0.04333秒
合成F22 露出100分の1秒×1枚 60分の1秒×2枚 ISO100 画像ファイル記録形式RAW
北海道石狩市花川南
望遠鏡:ペンタックス SMCタクマー300㎜F4.0
カメラ:リコー PENTAX K-70
タカハシ製EM-1型赤道儀 使用(自動追尾)。Y2フィルター 使用(分光、色収差減少およびコントラストアップ)。 ペンタックス製リアコンバーターA 2X-S 使用(引伸ばし法)。 ペンタックス製クリップオンGPSユニットO-GPS1 使用(正確な時刻を取得)。
600mm
SILKYPIX Developer Studio Pro11で、RAW現像、3画像をコンポジットおよび調整処理。 RegiStax Ver.6.1で、Rotate処理。
望遠レンズでもたくさん画像は撮ったのですが、強い風のためブレと露出がちょっと多い60分の1秒でほとんどを撮っていたため使える画像がほとんどありませんでした。 望遠鏡の方は、前回100㎜反射で見た時は何か見えるかも、という像はあったので多分それが金星だったのでしょう。今回の150㎜反射では全く見えず。まあファインダーで見てもかなりバックが明るくて、これは無理かなとはその時思いましたが。機会があればまた明けの明星も写すかも。