カッシーニ（Cassini–Huygens）探査機は1997年10月15日に打ち上げられ、土星の北極六角形構造やエンケラドゥスの氷噴射、タイタンのメタン循環を発見し、約19年11か月運用されました。８年前の今日。2017年9月15日19時32分ごろ、生命の可能性がある衛星を地球由来の微生物で汚染しないため、土星の大気へ突入。計画的自己破壊。 撮影写真は衛星が写った長露光画像に土星の適正露光画像を合成したもので、VI＝タイタン、IV＝ディオネ、V＝レア、VIII＝イアペトゥス。撮影時の地球～土星間距離は地球約10万5千個分で、74.8分前の光を見ています。