機能・仕様 |
「デジタルカメラのファイルフォーマットは何が良いか?」
ステライメージ Ver.5はコンパクトデジカメからデジタル一眼レフカメラのRAWベイヤー配列まで、あらゆるファイルフォーマットに対応しています。
自分が持っているカメラや撮像するシーンでフォーマットを選び、効率よく画像処理を行うことが可能です。
フォーマット | コンパクトデジタルカメラ/デジタル一眼レフカメラ(JPEG/TIFF=8ビット) | デジタル一眼レフカメラ「RAW現像あり」(12ビットor14ビット) | デジタル一眼レフカメラ「RAW現像無し」 | デジタル一眼レフカメラ「RAW ベイヤー配列」 |
利点 | 画像処理が手軽、ファイル容量が小さい | 画像処理が手軽、階調が広い | 階調が広い、ほとんどすべてのノイズを除去可能、ダーク補正(※1)が可能 | 階調が広い、ダーク/フラット補正(※2)が可能、考えられるノイズを理論上すべて排除可能 |
難点 | ノイズが除去が完全でない、階調が狭い操作手順 | ノイズが除去が完全でない、ファイル容量が大きい | 厳密なフラット補正ができない(周辺減光補正で代用可能)、ファイル容量が大きい | カメラについての充分な知識が必要、ファイル容量が大きい |
難易度 | 初級者向け | 初級者向け | 中級者向け | 上級者向け |
※1ダーク補正
未処理の画像上に一面砂を撒いたような輝点として現れるダークノイズ(暗電流ノイズ)は、同じ温度・同じ露出時間による再現性があるので、ライトフレームとは別にダークフレームを撮像し、減算処理を行うことで取り除くことが可能です。
※2フラット補正
撮像素子のチップ面やカバーガラス上のゴミの影、撮像素子の感度ムラ、光学系由来の傾斜・周辺減光などを、フラットフレームで補正します。
ダークフレーム、フラットフレームの作成方法は「ステライメージ Ver.5天体画像処理チュートリアル(pdf形式)」の60ページを参照してください。