動作環境
- OS:Windows 98/98SE/ME/NT4.0(※)/2000/XP(Home/Professional)
※Windows NT4.0では「プラネタリウム」「星座ガイド」機能を利用することができません(音声を再生できません)。
- 必要なHDD使用容量:100MB※以上(Windows XPの場合)、最大約1.7GB
※最小限必要な空き容量。OSやインストールの条件で必要な空き容量が増加します。最小セットアップでも、CD-ROMを併用することで、すべての機能を利用することができます。
- ディスプレイ解像度:800×600ドット以上、6万5千色以上。
シミュレーションの精度
- 紀元前10万年から西暦10万年まで、任意の日時をシミュレーション可能。西暦1582年のユリウス暦とグレゴリオ暦の切り替えに対応
- 地球上のどこでも観測地として設定可能。太陽系モード時には太陽系内の任意の座標に視点を設定可能
- 標準恒星データに「ヒッパルコス星表」(恒星数約11万8千個)を採用
- 拡張恒星データに最新の「tycho星表(恒星数約100万個)」と「tycho-2(恒星数約250万個)」と、「GSC-ACT」(約16等までの1600万個)を搭載。標準恒星データと自動切り替えが可能
- 恒星の位置は0.1秒角の精度。惑星の位置は1秒角の精度で計算(西暦1500年から2500年の期間)
- 紀元前の日食、月食などの歴史上の天文現象の検証に十分耐えうる精度でシミュレート
- 地球の歳差運動と恒星の固有運動を自動的に計算し、過去や未来の天の北極の移動や星座の形の変化も忠実に再現
- 地平線近くの天体の大気差による浮き上がり・色の変化、太陽や月の変形も忠実に再現
星図の表示機能
- 夕焼け、薄明を美しく再現。月明かりや光害(調整可)も再現
- 天の川・月面・惑星表面・おもな星雲星団をリアルに表示
- リアルな地上風景の画像を表示。ユーザによる追加編集も可能。また内蔵の地形データから観測地周辺のスカイラインを自動生成可能
- 星の日周運動などをなめらかに再現するアニメーション機能。また内蔵時計に合わせてリアルタイム表示も可能
- アニメーション中に星の光跡を残すことが可能
- 180度から0.1度まで任意の視野範囲でズーム可能
- 広角画面(メインウィンドウ)と天体の拡大画面(サブウィンドウ)を同時に表示可能。さらにメインとサブの切り替えも可能
- 地平座標・赤道座標・太陽系など多彩な表示モード・投影法で、天文現象をさまざまな観点から表示可能
- 望遠鏡の使用を考慮した視野回転機能(180度回転、左右反転、上下反転)
各天体の表示機能
- 全天88個の星座の名称、星座線、星座絵(イラスト)、星座境界線を表示
- 約1万個の星雲・星団を表示。おもな星雲星団についてはリアルなイメージを表示
- 星雲星団をカタログ、種別、等級で選択して表示可能
- アンドロメダ大銀河・すばる等、星雲星団の通称を表示。および通称でも検索可能
- 恒星の色、等級の微妙な違いをきめ細かく表現
- 恒星の固有名、バイエル名、フラムスチード番号、変光星名を表示可能
- 恒星の表示サイズを調整可能
- 日食時のダイアモンドリング・コロナ、月食時の地球の本影をリアルに再現
- 月の模様を、秤動を計算して正確に表示
- 惑星は自転による表面模様(火星・木星・土星)、満ち欠け(全惑星)を再現
- 各惑星のおもな衛星22個の位置や名称を表示
- 彗星、小惑星を表示可能。データを随時追加可能。またインターネットで新天体のデータを提供
- 惑星・彗星・小惑星の移動ベクトル(方向と距離)を表示
- 14個の流星群と散在流星をシミュレート。流星群については出現頻度を調整可能
- 11個の食変光星、および脈動変光星の変光に対応
- 過去の銀河系内4大超新星に対応
- 人工衛星を表示
プラネタリウム、星座ガイド機能
- 夕方から明け方までの星空をナレーションで自動解説する「プラネタリウム」機能。場所や日付け(紀元前5000年〜西暦3000年)を指定して、世界中の星空を解説可能
- マウスでクリックした星座を個別にナレーションで自動解説する「星座ガイド」機能
- ナレーションは、元天文博物館五島プラネタリウム解説員の木村かおる氏
天体事典機能
- 約600天体のくわしい解説を収録した「天体事典」機能。天体名や文字列の検索も可能
- 「天体事典」の監修は国立天文台助教授の渡部潤一氏
- 各解説ページから、該当する天体を星図の中央に表示
天体観測支援機能
- 指定した天体や座標を星図の中央に表示する「名前で検索」機能
- 日月食や惑星食など、天体の会合現象を計算し予測する「会合を検索」機能
- 指定日の太陽系天体の出没・南中時刻・座標などを計算する「今日のデータ」機能
- 指定間隔で移動天体の位置・視直径・光度などを一覧化する「位置推算」機能
- 位置推算表をグラフ化して長期変化を表す「天体グラフ」機能
- おもな天文現象を一覧から選択してすばやく再現できる「現象カレンダー」機能
天体撮影支援機能
- 任意のフォーマットのカメラ・レンズによる写野角を表示して撮影構図の検討が可能
- アニメーション・光跡残しモードと組み合わせて、固定撮影のシミュレートが可能
望遠鏡コントロール機能
- 望遠鏡の向いている方向をリアルタイムに追従して星図に表示
- 星図で見たい天体を選択して、天体自動導入(望遠鏡のコントロール)が可能
- 視野角・写野角の中心を選択して自動導入、望遠鏡の視野・写真撮影構図を決定可能
- 対応望遠鏡、制御装置
ビクセン:スカイセンサー3D / スカイセンサー2000PC
ミード:LX200シリーズ / Autostar / Autostar II
高橋製作所:テンマ / Temma PC ,Temma PC Jr. / Temma2
セレストロン:Nexstar5 / Nexstar8
ペンタックス:IC 55i / SHOWA:ATLAS Warp / ノブオ電子:Pyxis
番組作成機能
- ステラトーク言語のコマンド体系を一新、より詳細な設定が可能に
- 手動の操作手順をスクリプトファイルに記録、再生可能
- スクリプトで条件分岐や変数の使用が可能
インターフェース
- アプリケーションの外観を星図を見やすいように暗色でデザイン
- 日時ウィンドウ、地図ウィンドウを表示しながら日時・場所の変更と星図を再描画
- 基本的な操作(日時・場所の変更やアニメーション)を簡単に行なえるステラパッド
- 星図のドラッグ時に、スクロールやズームアップをスムースに
- 天体をクリックすると、天体情報・天体事典・星座ガイドなどを実行(モード選択)