先月木星と接近した金星が、29日の明け方の東空で今度は土星と接近する。最接近は午前8時25分(間隔は15′)だが、日の出後となる。東の地平線低いので、高度が10度をこえる午前3時30分以降が見やすい。金星は−4.0等と明るいが、土星は0.6等とやや暗いので、双眼鏡があるとより楽しめる。なお、21日には月と木星、23日には月と金星が明け方の空で接近し、印象的な眺めとなる。