今年の金星は前半は夕方の西の空で宵の明星として輝き、後半は明け方の東の空で明けの明星となって目を楽しませてくれますが、この日、夕方の西南西の空で月齢1.7の細い月と接近するようすが見られます。17時30分の高度は地平線から約10°と低いですが、マイナス3.9等の金星と地球照の見える細い月が約1°まで接近するようすは美しく、肉眼でも双眼鏡でも楽しめます。西の低空まで見渡せるところで楽しみましょう。月はこのあと22日には木星、24日には土星に接近して楽しませてくれます。