太陽系の最も外側をめぐる惑星は冥王星ということになっています。ところが、冥王星の軌道は少々いびつで、海王星軌道の内側に入りこんでくることがあって、そのときは海王星が最遠の惑星になってしまいます。
ちょうどそうした状態が1979年から20年間続いてきましたが、この日に解消し、これからは従来通り、冥王星が最遠の惑星になります。ただし、冥王星は、その外側に存在するエッジワース・カイパーベルト天体たちの中での大物ではないかとされ、惑星の座が疑われはじめています。