11月に国立天文台で「第2回新天体捜索者会議」
【2018年8月7日 新天体捜索者会議】
新天体捜索者会議は「新天体」に興味を持つ方々と各分野の研究者とが交流を持つことで、天文学の新たな発見に繋げ、新天体捜索活動の学術的価値および文化的価値をより一層高めることを目的としています。
中性子星連星の合体による重力波源としてのキロノバの同定や小型望遠鏡による小惑星(NEO)の大量発見など、ここ数年「新天体」の分野では大きなトピックスが相次いでいます。また、小嶋正さんが発見した明るい重力マイクロレンズ現象(2017年10月)や、中村祐二さんが検出したペルセウス座V392の新星爆発による増光(2018年4月)など、日本のアマチュア天文家によって発見された新天体が天文学に重大な知見を与えた例は数え切れません。
こうした新天体分野における市民科学をさらに推進すべく、第2回新天体捜索者会議を国立天文台三鷹キャンパスで開催します。会議では、新天体についての情報交換や参加者同士の交流はもちろん、新天体の捜索やフォローアップの観測データをより高度にサイエンスに活かすための観測や測定方法などについてのレクチャーも企画しています。新天体に興味を持つたくさんの方のご参加をお待ちしております。
《第2回新天体捜索者会議》
- ■ 日時:
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- 2018年11月17日(土)午前~18日(日)夕方(1日のみの参加も可)
- ■ 会場:
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- 国立天文台(東京都三鷹市)
- ■ 内容:
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- 新天体捜索活動の紹介、新天体の研究発表、新天体に関する観測方法や発見報告のレクチャー、分科会(彗星・小惑星/新星/超新星)、全体討議、情報交換会など
- 招待講演:
- 「国立天文台における市民天文学プロジェクト(仮)」臼田ー佐藤功美子さん(国立天文台)
- 「キロノバと重力波天体」冨永望さん(甲南大学)
- 「新天体の発見とその捜索法(彗星編)」中野主一さん(天文電報中央局)
- 「重力マイクロレンズ現象と系外惑星(仮)」福井暁彦さん(国立天文台)
- 「小型望遠鏡による近地球天体(NEO)探索」柳沢俊史さん(JAXA)
- ■ 参加費:
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- 無料
- ■ 申し込み:
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- 申し込みフォームより
- 締め切り:11月9日(金)(発表希望の場合は10月26日(金))
- ■ ウェブサイト:
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