キヤノン EOS 350Dによるオリオン大星雲
キヤノン EOS 350D + 20cm 反射式望遠鏡
- タイトル:
- 「真夏のオリオン大星雲」
- 撮影者:
- 森 栄二
- 撮影日時:
- 2005年8月30日 4時0分〜30分、露出 120秒×4枚
- 撮影地:
- アメリカ合衆国カリフォルニア州 自宅裏
- 撮影機材等:
- (改造中国製)反射式望遠鏡(D=20cm F3.09 fl=630mm)、(無改造)キヤノン EOS 350D(新EOSキッス、ISO 1600)、中国製 EQ6赤道儀、アストロノミックUHC光害カットフィルタ、改造WEBカムをガイドカムとして使用
- ステライメージにて合成後、トーンカーブ調整、リサイズ
- コメント:
光害のある自宅裏で、明け方のオリオン大星雲を狙ってみました。IRカットフィルタを外したEOSのほうが、赤いガス(Hα)の感度は5倍程度高いのですが、オリオンの周りを取り囲む白いガスも真っ赤になってしまい、カラーバランスをとるのが難しいので、敢えて改造していないEOSを使い撮って見ました。中国製の反射式を改造して作った明るい筒のおかげで、120秒程度の露出時間でも結構暗いガスまで写ります。これ以上の露出では光害のため背景が白くなり、星像も太くなるだけなので、もっと暗いガスを撮影するには暗い場所にでかけるか別の方法が必要ですね。