キヤノン EOS 350Dによる網状星雲、オリオン大星雲
キヤノン EOS 350D + 7インチ アストログラフ
- タイトル:
- (1枚目)「網状星雲」
- (2枚目)「EOS 350Dでのオリオン大星雲」
- 撮影者:
- 森 栄二
- 撮影日時:
- (1枚目)2005年11月5日 20時30分〜21時30分、露出 480秒、600秒、計4枚
- (2枚目)2005年11月11日 0時0分〜30分、露出 240秒
- 撮影地:
- カリフォルニア州自宅裏
- 撮影機材等:
- (共通機材)ITE アストログラフ(D=17.8cm(7 inches)、F4.0、fl=711mm)、キヤノン EOS 350D(ISO 1600)、米国 オリオン アトラスGTマウント
- (1枚目機材)カスタムサイエンティフィック OIIIフィルタ
- (2枚目機材)米国オリオン 光害カットフィルタ
- ステライメージ4にて(1枚目は合成)、トーンカーブ補正、リサイズ
- コメント:
(1枚目)光害地で光害カットフィルタでは、3~4分で白くなるのですが、帯域の狭いOIIIフィルタを使うと、かなり暗い部分まで写ります。 狭帯域フィルタを使うと星像も太くならずすっきりとした画像に仕上がりますね。
(2枚目)全く同じ望遠鏡、フィルタを使い、同じ日にD50と同じところを撮影してみました。どちらも改造していないカメラですが、EOSのほうがややHαの感度が高いようです。また、露出時間は同じですが、感度そのものもEOSのほうが高く、EOS350Dでは、6-7割の露出時間があればD50と同じ明るさにオリオンを写せました。CMOSは星像が太くなる・・ということで星像の差を期待していたのですが、それ程大きな差はなさそうです。