キヤノン EOS Kiss Digitalによる白鳥座ガンマ星付近
キヤノン EOS Kiss Digital + 12cm F5アクロマート屈折式望遠鏡
- タイトル:
- (1枚目)「光害地での白鳥座γ星付近」
- (2枚目)「フィルタ無しで撮影した白鳥座γ星付近」
- 撮影者:
- 森 栄二
- 撮影日時:
- (1枚目)2005年5月12日 0時0分0秒〜4時0分0秒、露出 1分〜6分×70枚
- (2枚目)0時0分0秒、露出 8秒
- 撮影地:
- アメリカ合衆国カリフォルニア州 自宅裏
- 撮影機材等:
- 中国製(シンタ製)アクロマート屈折式望遠鏡(D=12.0cm F5) + セレストロン シュミカセ用レデューサ(合成F3.15)、キヤノン EOS Kiss Digital(ISO 1600、IRカットフィルタ除去、CMOSセンサー裏に放熱板)、シンタ EQ6赤道儀(ガイドポート追加改造)、アストロノミックHαフィルタ、自作シャッター装置、CCDを放熱板に取り付けてノイズを下げたWEBカムにてガイド
- ステライメージ4にて画像処理、コンポジット
- コメント:
(1枚目)カラーセンサーを搭載したデジタルカメラでHαフィルタを使い星雲などを撮ると、利用されない緑や青の部分が抜けたようになり、ざらざらとした画像になります。これを改善するために多くの枚数を撮影しますが、モノクロセンサーを搭載したデジタルカメラが商品化されればこういう苦労も少なくなりますね。
(2枚目)フィルタ無しで撮影すると8秒でこうなります。アクロマート屈折式のため、青色の滲みが出るのですが、そのために星も太くなっています。アクロマートを利用するにはフィルタは欠かせませんね。