夜空の明るさ比較キャンペーン「GLOBE at Night」が11日スタート
【2015年1月9日 GLOBE at Night】
「無駄な人工光を減らし、夜空に星の輝きを」――世界中で一般市民が星の見え方を観察・ウェブで報告し、夜空の明るさ世界マップを作る「GLOBE at Night」は、アメリカ国立光学天文台・国際ダークスカイ協会らが光害問題の啓発と星空保護・地球環境保護の意識向上を目的として始めたキャンペーンだ。10年目を迎える2015年は、国際光年2015の公式イベントにもなっている。
キャンペーンは毎月1回指定された期間に実施され、2015年の第1回は1月11日(日)から20日(火)まで。この期間内にオリオン座を眺めて、どれだけ暗い星まで見えるかを観察場所の情報をそえてインターネットで報告する。観察や報告に便利な無料アプリ「Loss of the Night(光害調査アプリ)」(iPhone、Android端末用)も公開されている。
詳細はウェブサイト「世界規模の夜空の明るさ同時観測キャンペーン GLOBE at Night」へ。
〈関連リンク〉
- 国際ダークスカイ協会 東京支部: http://idatokyo.org/
- 国際光年2015: http://iyl2015-japan.org/
〈関連ニュース〉
- 2014/01/20 - 夜空の明るさ比較キャンペーン「GLOBE at Night」、今年1回目がスタート
- 2013/01/31 - 光害問題に取り組む「国際ダークスカイ協会」東京支部が発足
関連記事
- 2023/02/22 滋賀県多賀町「小中学生による星空調査」第7回レポート
- 2021/09/07 9月11日にオンライン講習会「光害地での星雲星団撮影」を開催
- 2021/04/05 人工衛星とデブリで夜空の明るさは1割増
- 2021/02/04 滋賀県多賀町「小中学生の星空調査」レポート
- 2019/04/15 光害カットフィルター「Kenko スターリーナイト」新発売
- 2019/02/26 滋賀県多賀町で小中学生361人による星空調査
- 2018/08/01 「星空を観察して夜空の明るさ調査」環境省呼びかけ 2日から
- 2016/09/30 10月15日に東京で講演会「秋の夜長にダークスカイ・トーク2016」
- 2016/01/07 「グローブアットナイト」夜空の明るさ測定ネットワーク参加者を公募
- 2015/12/01 国際ひかり年イベント「星の光を集めよう~すばるチャレンジ」15日まで実施
- 2015/09/16 国際光年イベント「秋の夜長にダークスカイ・トーク」開催
- 2014/01/20 夜空の明るさ比較キャンペーン「GLOBE at Night」、今年1回目がスタート
- 2013/01/31 光害問題に取り組む「国際ダークスカイ協会」東京支部が発足
- 2013/01/09 何等星まで見える? 世界の夜空で比較キャンペーン
- 2012/01/13 今年も世界中で開催、夜空の明るさ比較キャンペーン
- 2011/04/20 小学生200人が滋賀県の星空で光害調査
- 2011/02/07 世界各地で、夜空の明るさ同時観測キャンペーン
- 2008/10/08 【イベント情報】平原綾香さん、土井隆雄さんも参加「ライトダウン甲府バレー」
- 2007/07/13 WEBポスターで光害防止「ソラクライ プロジェクト」
- 2007/05/08 環境啓発活動を推進する公開天文台