StellaGear(ステラギア) よくある質問と回答 − 機能について

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ステラ情報局

Q:ステラギアがあれば、撮像用の冷却CCDカメラ1台でオートガイドもできますか?

A:CCDチップが2枚搭載されているSBIGの冷却CCDカメラですとオートガイド(セルフガイド)は可能ですが、撮像用のチップだけ搭載した冷却CCDカメラでは、撮像用チップを使用しながら同時にオートガイドはできません。

単独のオートガイダーとして使用することは可能です。

Q:自作望遠鏡で現在ST-9XEのセルフガイド機能を問題なく使用しております。自作の望遠鏡ですのでステラギアの対応外ですが、オートガイドを止めることなく複数枚の撮影機能は、ひじょうに魅力的ですので、ぜひ使用したいのですが可能でしょうか。

A:望遠鏡制御などの機能はご使用いただけませんが、ST-9XEをご使用の際には「冷却」「撮像」「フォーカス」及び「オートガイド」、「画像処理」の機能が使用可能です。

Q:ビットラン BJシリーズでフォーカスモードを実行すると画像に横縞が入ったような乱れた画像になってしまいます。

A:この問題を含む不具合を修正しましたアップデータを公開しております。最新のアップデータをお使いください。

Q:キャリブレーションに失敗してしまうのですが。

A:以下を確認してください

なお、[オートガイド設定]ダイアログの[詳細…]ボタンで表示される [オートガイダー詳細設定]で、「キャリブレーションとオートガイドのログを残す」をONにすると、指定したフォルダ内にキャリブレーションのログファイルとガイドチップのFITS画像を出力しますので、これをチェックすると原因解明のヒントになるかもしれません。

Q:オートガイドが失敗してしまう。

A:ステラギアではキャリブレーション時に各軸の移動速度と共にバックラッシュも測定しますが、このバックラッシュの値が実際よりも大きく測定される場合があります。この場合、そのままオートガイドを行うとガイド補正が過修正になり、補正の上限値を超えてガイド失敗となってしまいます。

Ver.1.1から、バックラッシュの測定および修正をON/OFFできるように修正されました。デフォルトではOFFになっております。

通常の使用ではバックラッシュ補正を OFF にしても追尾精度には問題ありませんので、オートガイドが過修正で失敗する場合には最新のアップデータをお使いください。

なお、[オートガイド設定]ダイアログの[詳細…]ボタンで表示される [オートガイダー詳細設定]で、「キャリブレーションとオートガイドのログを残す」をONにすると、指定したフォルダ内にオートガイドのログファイルを出力しますので、これをチェックすると原因解明のヒントになるかもしれません。

Q:「オートガイドの補正値が上限を超えました」というメッセージが出てオートガイドが開始後すぐに失敗してしまう。

A:ガイドチップ上でのガイド星のずれの許容量(ピクセル数)は、以下のようになっています。
[ずれの許容量(px)] = [[移動速度(px/秒)] × [最大移動量(秒)]
これ以上ガイド星がずれた場合には補正をあきらめて「ガイド失敗」となります。

ここで、[最大移動量(秒)](リレーの最長ON時間)はデフォルトで「1秒」となっています。このため、たとえばキャリブレーションによってガイド星の[移動速度]が「0.5px/秒」と測定された場合には、ガイドチップ上でのガイド星のずれが
0.5px/秒 × 1秒 = 0.5px
に達したところで「オートガイド失敗」と判定されることになります。

したがって、ガイドずれの許容量をもう少しゆるくしたい場合には、以下の2つのパラメータを調整して、上記の積の値が大きくなるようにしてください。

Q:北極星表示(POLE)機能が南半球で使えない。

A:この問題を含む不具合を修正しましたアップデータを公開しております。最新のアップデータをお使いください。

Q:北極星表示(POLE)ダイアログで赤道儀の選択が保存されない。

A:この問題を含む不具合を修正しましたアップデータを公開しております。最新のアップデータをお使いください。

Q:ガイド用CCDを接続しない状態でフィルタの種類を変更して撮像するとステラギアが落ちる。
ガイド用CCDを接続しない状態で撮影枚数を2枚以上に設定して撮像するとステラギアが落ちる。

A:この問題を含む不具合を修正しましたアップデータを公開しております。最新のアップデータをお使いください。

Q:SBIG AO-7 をなるべく高速で駆動させるには?

A:Ver.1.2a アップデータ以降では、レジストリに以下の設定を追加することで AO-7 を制御するスレッドの優先度を上げることができます。これにより AO の補正レートが数%向上します。ただしこの設定を行なうと他のアプリケーションの動作に影響が出る場合もありますので、自己責任でお使いください。

  1. Windows の「ファイル名を指定して実行...」で「regedit」を起動する。
  2. HKEY_CURRENT_USER\Software\AstroArts\StellaGear\1.0\Setting を開く。
  3. [編集]-[新規]-[文字列値] で「ThreadPriority」という名前の文字列値を追加し、値として半角数字で「1」または「2」をセットする。「2」を設定すると優先度が最高になります。「0」をセットするとデフォルトと同じ優先度になります。