ワークフロー機能を使いこなす

ワークフローの機能

ワークフローは、画像処理の流れを記録し、記録した一連の工程を一度に実行することができます。記録された工程は、編集や削除をすることが可能です。任意の工程を実行しないようにしたり、順序を入れ替えることもできます。特に、特定の工程だけを無効化することができるのはたいへん便利な機能です。一連の画像処理工程の中で、ある特定の工程(処理コマンド)を実行しない場合に最終画像がどのように変化するかを知ることによって、その処理コマンドの意味もよく理解できるでしょう。

ワークフローは、バッチ処理にも対応しています。バッチ処理を実行すると、複数の画像に対して一気に同じ処理工程を適用することができます。ステライメージ7で開いている画像だけではなく、ファイルに保存している画像も選択できます。

ワークフローの一連の処理工程のリストは、ファイルとして保存することができます。満足できる処理ができたときに、その手順を保存し、その後いつでも呼び出すことができます。ただし、ファイルを開いたり閉じたりする操作やRGB合成など、ワークフローに記録できない機能もあります。