ステラナビゲータ Ver.5
タカハシ Temma PCコントロール
(正式版)2001年7月5日更新
■目次 ■ダウンロードとセットアップ ▼望遠鏡コントロールの手順 ■トラブルの場合は
■Temma PCの接続と自動導入の手順
●初期設定(接続手順)
1)専用ケーブルで、Temma PCとパソコンを接続します。
2)Temma PCの極軸を合わせ、電源を入れます。3)ステラナビゲータの星図の場所・日時を、観測場所・現在時刻に合わせます。
4)ステラナビゲータの「ツール」メニューで「望遠鏡コントロール」を実行します。
「望遠鏡の設定」ダイアログが開きます。5)リストで最下段の『タカハシTemma PC』を選択します。
6)ポートを選択します。
7)「コントローラ表示」「現在位置表示」チェックボックスをオンにします。
8)『接続』ボタンをクリックします。
望遠鏡が接続されます。
もし問題があって接続できない場合は、3秒以内にエラーメッセージが表示されます。9)『日時・場所送信』ボタンをクリックします。
送信確認のメッセージが表示されたら、時刻を確認し、「OK」をクリックします。10)『閉じる』ボタンをクリックします。
「望遠鏡の設定」ダイアログが閉じます。代わりに、コントローラが表示されます。
画面のコントローラには「導入」「同期」「天頂」等のボタンがあります。11)Temma PCのクランプをゆるめ、望遠鏡を天頂に向け、クランプを絞めます。
望遠鏡が極軸の東西どちらにあるか確認します。12)画面のコントローラの「東」「西」いずれかを選び、「天頂」ボタンをクリックします。
すると、星図に表示されている、赤い現在位置マークが、星図の中の天頂に移動します。これで、接続の手順は完了です。
このあと、何か天体を導入し、『アライメント』を行ないます。●天体の導入
天体を自動導入するには、次のようにします。
1)星図で、天体をクリックします。
すると、「天体情報」パレットが開き、クリックした天体の情報が表示されます。
2)天体情報パレットの「望遠鏡」アイコンまたは画面のコントローラの「導入」ボタンをクリックします。
自動導入が開始され、導入が完了すると、パソコンからサウンドが鳴ります。
また、星図の赤い現在位置マークが、選択した天体へ移動します。このあと、『アライメント』を行ないます。
●アライメント(同期)のしかた
導入した天体が望遠鏡視野の中央にない場合は、『アライメント』を行なって調整します。
『アライメント』はTemma PCの『天頂』の設定のあと、必ず1度は必要です。1)天体を導入します。
赤い現在位置マークが移動し、天体に重なります。2)画面のコントローラあるいはTemma PCのコントロールボックスで、天体が視野の中心に入るよう、微調整します。
このとき、星図の赤い現在位置マークは、天体からずれたところに表示されています。
3)天体情報パレットに導入した天体名が表示されているのを確認※し、
画面のコントローラの『同期』ボタンをクリックします。すると、星図の赤い現在位置マークが、天体と一致します。