2003 火星大接近このサンプルでは、2003 火星大接近のようすを拡大画面とワイド画面の両方で、連動アニメーション表示させます。
■火星の大接近今年2003年の8月は、火星がとても明るく光り、天体望遠鏡があれば、火星のもようを見ることもできるでしょう。 ▼星図やアニメを見ながら説明しましょう。 太陽系の惑星は、内側から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の順番にならんでいて、それぞれ太陽を中心に同じ方向へ回っています。 地球が太陽を一周(公転)するのにかかる時間は365日、火星が太陽を一周するのにかかる時間は687日。 ▼星図やアニメを見ながら説明しましょう。 ところで、地球は、きれいな円のように太陽のまわりを一周していますが、火星は、だ円のように一周していて、だ円の中心が太陽からずれています。 そのため、地球と火星が接近して、同じ方向にならんだときも、地球と火星のあいだがうんと近い場合とすこし遠い場合があります。地球と火星の間がうんと近い場合を「火星の大接近」といいます。 今年2003年の8月27日には、火星が地球にもっとも接近し、大接近になります。この日の前後の火星は、とても明るく、そして一晩中夜空でかがやきます。 |