ステラナビゲータ
Ver.5 に リニア彗星を表示する その1. 軌道要素ファイルをダウンロードする方法 |
天文シミュレーションソフト ステラナビゲータ Ver.5 を使って、C/2001 A2 リニア彗星を星図の中に表示してみましょう。
まずは、
方法1:
彗星の軌道要素ファイルをダウンロードし、それをステラナビゲータ Ver.5 に読みこむ方法についてです。
この方法では、めんどうな軌道要素の入力をすることなく彗星を表示することができます。ステラナビゲータの操作手順は以下のとおりです。
(1). まず、下のファイルを任意の場所にダウンロードし、LZH形式に対応した圧縮ファイル解凍ソフトウエア(Lhasa や +Lhaca など)を用いて展開し、軌道要素ファイル「2001a2.eld」を取り出します。
C/2001 A2 リニア彗星軌道要素ファイル をダウンロード (2001a2eld.lzh, 207バイト) ※ 軌道要素ファイルを正常に読み込むことができないエラーを訂正致しました。 7/4 update
(2). ステラナビゲータver.5 を起動します。
(3). メニューバーから 「天体」 - 「彗星」 をクリックします。
(4). ポップアップした 「彗星」 ダイアログ内の中の 「インポート」 をクリックします。
(5). ポップアップした 「インポート」 ダイアログにて、先ほどダウンロードしたファイルを選択し、「OK」 ボタンを押します。
(6). 「彗星」 ダイアログ内の 「非表示彗星」 の一番最後に追加された C/2001 A2 リニア彗星 を選びます。
(7). 「↑」 ボタンを押すことにより、「表示彗星」 のウインドウに C/2001 A2 リニア彗星 を移動させます。
(8). チェック項目の中の 「名称」 にチェックを入れます。
(9). 「彗星」 ダイアログ下方の 「OK」 ボタンを押します。
以上で C/2001 リニア彗星 が星図上に表示可能となりました。
しかし、これだけでは日時や方角があってないため、画面上にリニア彗星が表示されていないかもしれません。そこで、リニア彗星が明け方の空に上ってくる、6月30日の早朝2時30分の東の空を見てみましょう。
(1). まず、 メニューバーから 「表示」 - 「東」 を選び、東の空を表示します。
(2). つぎに、メニューバーの 「設定」 - 「日時」 を選び、表示される 「日時の設定」 ダイアログにて、6月30日の明け方 2時30分を指定します。
(3). さらに、メニューバーの 「設定」 - 「120度」 を選び、星図の視野角を120度に設定します。
(4). 以上で、金星の右側、東南東の空の高度24度ほどのところに、C/2001 A2 リニア彗星が昇ってきているようすを見ることができるはずです。
2001年6月30日の明け方2時30分、東南東の空に姿をあらわした C/2001 A2 リニア彗星。
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