シュワスマン・ワハマン第3彗星(73P/Schwassmann-Wachmann 3)
投稿画像ギャラリー(No. 10)

Top || No.9 ‹‹ No. 10 ›› No. 11


(田子周作氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 1) (田子周作氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「シュワスマン・ワハマン彗星」
(2枚目)「シュワスマン・ワハマン彗星とかんむり座」
撮影者:
田子 周作
撮影日時:
(1枚目)2006年4月29日 1時58分(広角画像)、2時57分(C核拡大)、2時27分(B核拡大)、露出 180秒(広角画像)、30秒×15枚(拡大画像)
(2枚目)2006年4月29日 1時58分、露出 180秒
撮影地:
鉢伏山 (富山県砺波市)
撮影機材等:
(共通機材)、タカハシ EM-1赤道儀でノータッチガイド
(1枚目機材)キヤノン EF 100mm F2.0 を F2.8 に絞る(広角画像)、セレストロン C8(D=20cm F10)シュミットカセグレン + レデューサー(拡大画像)(合成F6.3)、キヤノン EOS KISS Digital N (ノーマル機、ISO 400(広角画像)、ISO 1600(拡大画像))
(2枚目機材)キヤノン EF 100mm F2.0 を F2.8 に絞る、キヤノン EOS Kiss Digital N (ノーマル機、ISO 400)
(1枚目処理)Canon RAW Image Task にてリニア現像後、ステライメージ Ver.5でダーク補正、彗星核基準コンポジット (拡大画像のみ)、デジタル現像、Photoshop 5 にてトーンカーブ補正、トリミング、リサイズ、レイアウト
(2枚目処理)Canon RAW Image Task にてリニア現像後、ステライメージ Ver.5でダーク補正、デジタル現像、Photoshop 5 にて、トーンカーブ補正、擬似ソフトフォーカス処理
コメント:

(1枚目)100mmレンズのあっさり露出で簡単に写ってびっくりです。拡大画像の方は、ただでさえC8のノータッチガイドは無理があるのに、風があったためにブレてぼけぼけになってしまいました。星像が途切れ途切れなのはガイドが余りに酷い画像を省いているためです。それにしても移動速度が速いですね。この焦点距離 (約1300mm) だと核を点像に写すには30秒ぐらいが上限のようです。

(2枚目)100mmレンズのあっさり露出で簡単に写ってびっくりです。恒星の等級差や色彩を強調するために擬似ソフトフォーカス処理をかけています。


(伴紀美男氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 1) (伴紀美男氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 2) (伴紀美男氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 3) (伴紀美男氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 4)

タイトル:
(1枚目)「シュワスマン・ワハマン第3彗星C核」
(2枚目)「シュワスマン・ワハマン第3彗星B核」
(3枚目)「シュワスマン・ワハマン第3彗星B核とG核」
(4枚目)「シュワスマン・ワハマン第3彗星C核とB核」
撮影者:
伴 紀美男
撮影日時:
(1枚目)2006年4月28日 24時33分〜54分、露出 4分×5枚
(2枚目)23時58分〜24時18分、露出 4分×5枚
(3枚目)23時30分〜23時50分、露出 4分×5枚
(4枚目)2006年4月28日 2時13分〜25分、露出 3分×4枚
撮影地:
福島県田村市
撮影機材等:
(共通機材)タカハシ EM-200USD
(1〜3枚目)タカハシ FSQ-106、キヤノン EOS 20D(ISO 1600、RAW)、LPS-P2フィルター
(4枚目)キヤノン EF100(F2.0→F2.8)、キヤノン EOS 20D(ISO 800、RAW)、
(1、2、4枚目処理)ステライメージ Ver.5、恒星時追尾の5コマを彗星核基準にてコンポジット
(3枚目処理)ステライメージ Ver.5、恒星時追尾の5コマを彗星核(B核)基準にてコンポジット
コメント:

(1枚目)C核・B核ともに10×70双眼鏡で簡単にわかりました。特にB核は先日望遠鏡で確認した時はかなり暗く感じましたが、今回はかなりハッキリしたイメージを確認できました。M51と比較しても、B核のイメージの方がハッキリしている印象を持ちました。

(2枚目)写真ではC核よりハッキリしたエメラルドグリーンのコマが形成されているように見えます。右下の輝星に向かってまっすぐ伸びているのはイオンテイルでしょうか?

(3枚目)左上部にG核が写っています。B核をずっと小さく淡くしたようなイメージです。


(寺嶋博氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真)

タイトル:
「シュワスマン・ワハマン第3彗星 B,G,R核」
撮影者:
寺嶋 博
撮影日時:
2006年4月28日 23時24分、露出 5分×10枚
撮影地:
長野県小海町
撮影機材等:
タカハシ ε-180ED、タカハシ EM-200赤道儀、VSTにて恒星ガイド
RAPにてダーク減算、ステライメージ5にてメトカーフコンポジット、レベル調整、周辺減光補正、ソフトビニングなど
コメント:

B核に彗星特有の青いコマとイオンテイルが認められます。G核は集光が弱く、拡散しそうなイメージです。R核は集光が強くなってきました。


(村嶋陽一氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真)

タイトル:
「シュワスマンワハマン彗星(C核)」
撮影者:
村嶋 陽一
撮影日時:
2006年4月28日 21時12分00秒、露出 1分×4枚
撮影地:
護摩壇山付近
撮影機材等:
タムロン 300mm F2.8、ニコン D70(ISO 1600)、GPDで自動追尾
ステライメージ Ver.4にてコンポジット、ビニング他
コメント:

2時間程度の晴れ間に撮影しました。双眼鏡(42mm)では確認できず。


(大貫弘毅氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 1) (大貫弘毅氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 2) (大貫弘毅氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 3) (大貫弘毅氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 4)

タイトル:
(1、3枚目)「シュワスマンワハマン第3彗星C核」
(2、4枚目)「シュワスマンワハマン第3彗星B核」
撮影者:
大貫 弘毅
撮影日時:
(1枚目)2006年4月29日 1時14分
(2枚目)2時11分
(3枚目)2時48分
(4枚目)2時56分
露出はすべて 5分
撮影地:
表富士五合目
撮影機材等:
(共通機材)キヤノン EOS Kiss Digital(IR改造)、LPS-P2
(1、2枚目機材)タカハシ ε-160
(3、4枚目機材)NewFD400mmF2.8
ステライメージ Ver.5による画像処理
コメント:

(共通)薄雲が通るのを避けての撮影でしたが、一ヶ月でずいぶん成長していました。これからが楽しみです。


(今泉敦志氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 1) (今泉敦志氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「73P-B核・C核」
(2枚目)「73P-C核」
撮影者:
今泉 敦志
撮影日時:
(1枚目)2006年4月28日 22時29分48秒
(2枚目)23時28分56秒
露出はともに 150秒×4枚
撮影地:
赤城山
撮影機材等:
(共通機材)キヤノン EOS Kiss Digital(改造、ISO 800)、スカイメモRにて自動追尾
(1枚目機材)バリオエルマー80mm-200mm F4.0 開放(fl=100mm)
(2枚目機材)バリオエルマー80mm-200mm F4.0開放(fl=200mm)
PAP・ステライメージ Ver.5にてコンポジットほか
コメント:

20×80mm双眼鏡の観測で、C核は7,0等コマ・集光強く尾が美しい。 B核は8,5等21日に無かったコマ有り拡散して大きく広がっている。


(佐藤康明氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 1) (佐藤康明氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「シュワスマン・ワハマン第3彗星 ― C核」
(2枚目)「シュワスマン・ワハマン第3彗星 ― C核」
撮影者:
佐藤康明
撮影日時:
(1枚目)2006年4月28日 23時18分49秒〜41分44秒
(2枚目)22時00分5秒〜32分50秒
露出はともに 900秒(90秒×7枚)
撮影地:
自宅(相模原市緑が丘)
撮影機材等:
タカハシ MT-200(F6 fl=1200mm)、SBIG ST8-ME、赤道儀 タカハシ NJPーTemma2 恒星時ガイド
ステライメージ Ver.5にて処理
コメント:

4月25日からあまり変化は無いようです。薄いくもの通過で画像が安定しません。


(水車正洋氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 1) (水車正洋氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 2) (水車正洋氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 3)

タイトル:
(1枚目)「B,G核」
(2枚目)「C核」
(3枚目)「BC核」
撮影者:
水車 正洋
撮影日時:
(1枚目)2006年4月28日 20時26分〜、露出 232秒
(2枚目)20時52分〜、露出 246秒
(3枚目)22時20分〜、露出 301秒
撮影地:
岩手県宮古市津軽石
撮影機材等:
(共通機材)キヤノン EOS 20D、ビクセン SP赤道儀
(1、2枚目機材)タムロン 300mmF2.8 絞り2.8
(3枚目機材)シグマ 70-210mm2.8 135mm2.8
ステライメージ Ver.5にて、ダーク、トーンカーブ補正

(吉尾賢治氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 1) (吉尾賢治氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 2) (吉尾賢治氏撮影のシュワスマン・ワハマン第3彗星の写真 3)

タイトル:
(共通タイトル)「シュワスマン・ワハマンB核増光?」
撮影者:
吉尾 賢治
撮影日時:
(1枚目)2006年04月28日 02:22-02:39、露出 3分×5枚
(2、3枚目)左:C核/2時1分〜11分(3分×3枚)、右:B核/2時32分〜42分(3分×3枚)
撮影地:
自宅(富山県南砺市)
撮影機材等:
(共通機材)(初代)ペンタックス 75赤道儀ノータッチガイド
(1枚目)ニッコール50mmF1.4→F2.8、キヤノン EOS Kiss Digital(IRC除去機、ISO 800、RAW)
(2、3枚目)ニッコールED180mmF2.8、ニコン D70(ISO 800、RAW)
RAPにてRGB修正後、画像復元。RegiStax3で5枚コンポジット、トーンカーブ、リサイズ等
コメント:

(1枚目)暗くて確認しづらかったB核が、5cm双眼鏡で簡単に見えるほど増光していました。(C核と同等か少し明るい程度)そのC核は、M13に近づきつつあります。

(2枚目)C,B核を同一倍率で並べてみました。頭部の写りはC核に負けていますが、B核の方は細長く尾が伸びています。また、B核の近く(右隣)にG核が微かに写っています。

(3枚目)2枚目の反転画像です。右側B核の細長く伸びた尾です。B核の右横にG核の陰が微かに見えています。以上のことから、28日早朝、B核は明らかな増光があったと思います。眼視ではC核と同等以上の見え方でした。


このページの先頭へ