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超クラシカルスタイルの写真です。夜露と夜霧で1枚しか撮影できませんでした。双眼鏡でも何とか見えるかという程度でした。
(1枚目)関東地方が天候不順のため、新潟県まで遠征です。関越トンネルを超えると快晴でした。B核は明るくて簡単に見つかりました。
(2枚目)C核はB核より暗く、見つけるのに苦労しました。
撮影時には薄雲がかかっており,光害・月の光の影響も酷いが,長く暗めの光学系で撮影。「B」核はシャープなイメージ! (残念ながら,ゴミがあった/除ける処理をする時間がなかった)「C」核も,衰えを感じなくなっていた?(薄雲他の影響があったので定かではないのですが・・・)
懐中電灯が不要なほどの月明かりの中、50ミリレンズの固定撮影でもこのくらい写りました。5センチの双眼鏡ではB核・C核とも見えていました。
(1枚目)強烈な光害の空の下ですが、扇形に広がった尾を捉えることができました。それにしてもB核の変化の大きさには驚かされます。
(2枚目)核の前方にダストを放出しているかのような姿が印象的です。
増光していて、肉眼で容易に見えました。
(1枚目)C核は5月2日(UT)と比較して随分と暗くなりました。月齢が13の月が有りましたが、撮影を続行しました。
(2枚目)C核とB核の位置関係が判るように、白鳥座のデネブも同一視野に写るように標準レンズでの撮影です。C核とB核の光度が大きく違うのが判る。
(3枚目)B核の光度は4等級、C核は7~8等ぐらいか?月明かりはあったが、双眼鏡で見ても、C核は見逃すぐらい暗い。B核は、尾まではっきりと見える。
B核大増光で主客逆転です。月齢14の空でも42mm双眼鏡でダストテイルもハッキリ確認できました。月が無ければ肉眼でも確認できたかもしれません。移動量が大きいので今回初めてサンニッパを使いました。
C核、B核とも、散開星団ど同一写野に入りましたので、敢えてコンポジット合成は行いませんでした。2つの彗星核を比較すると、B核の増光ぶりが目立ちます。C核より2等級ぐらい明るそうな感じで、月明かりの中でも肉眼で見えていました。満月の月明かりや薄明、雲の影響などがあり、撮影条件は良くなかったのですが、光害減算の要領でカブリを除去したところ、まずまずの写りになりました。
地上では3つめのサーチライトが回り始めた。月が大きく輝いているが,その向こう30倍の所を「73P/SW3」は通過している。その対比・スケールを想っても面白い。光害・月光の影響がひどいが、長く暗めの光学系で撮影。「B」核が大きく成長している!「C」核撮影時は、残念ながらうす雲が通過していた。