日の入り前から尾を伸ばした彗星が導入用の単眼鏡ではっきりと見えました。金星よりはるかに明るくて、日没時には肉眼で確認できました。空の透明度がひじょうによく、はるか秩父の峰々に没するまで彗星頭部の強烈な輝きが失われることはありませんでした。
白昼でも望遠鏡でテイルまで見ることができました。青空の中に輝く大彗星に感動です。
日没後の夕空に見られるのはこの日までと思い、機材セッティングを行いました。この季節の西空は、八甲田山から湧き出す雲のためなかなか晴れ間が広がらないのですが、16時30分過ぎより雲が切れだし、雲の切れ目から運よく彗星が姿を現しました。双眼鏡で見てもひじょうに輝きのある彗星だと感じました。
ベネット彗星やウエスト彗星以来の白昼の撮影を楽しんでいます。様々拡大しましたが回りの情景を入れたこのような彩雲と一緒がお気に入りです。
白昼の彗星を観測できる幸運に巡り会えたのは、インターネット、デジタルカメラ、自動導入赤道儀等の技術革新のおかげと考えています。次は白昼の肉眼彗星(私自身の視力)に期待しましょう。
度々投稿のVixen島田です。昨日15日の白昼のマックノート彗星です。皆様の報告にも有りました様に、白昼でも観測と撮影が可能です。日中の惑星観察は行なった事が有りますが、まさか彗星を日中に観測できることになるとは思いもよりませんでした。ここ数年でデジタルカメラが急速に進化し、その恩恵により、記憶だけでなく記録できた私たちはとても幸運であると実感しております。
良い条件で撮影された18コマものコンポジェットで、NSとコントラストが高くなるのと、トリミングしても滑らかさをうしなわず、ポジフィルムに近い色調に画像処理しました。この後16日~21日オーストラリア南部方面に移動予定。 星ナビ、本誌、年鑑などに、載りました、近年の金環・皆既日食、水星・金星日面通過、など過去ログに投稿しますので、しばらくしたら、そちらの方もご覧下さい。
13日よりさらに明るくなったのか?望遠鏡で見ると昨日よりもはっきりとした尾が見えました。
ドームのスリットで太陽を隠して白昼の彗星をキャッチしました。双眼鏡でもはっきり確認できました。
日没直後、スモッグと薄雲越しの悪条件でも、双眼鏡ではっきり見えました。
日没前でも双眼鏡で楽に尾が確認できました。太陽・月・金星以外で初めて見る昼間の星になりました。
太陽との離隔がひじょうに小さく、望遠鏡の視野はひじょうに眩しい。核が白く輝いている。撮影後に見ると核がオレンジ色に見えている。薄雲が通過すると核は青白く輝き、周囲になにやら薄っすらと広がっているのが分かった。
(1枚目)11日、12日と仕事の都合上、夕方に見ることができませんでした。この日は薄雲があったものの、自宅ドームからよく見えました。カメラのファインダー越しでも尾が分かりました。
(2枚目)群馬県の奇峰、妙義山が下に見えています。他の方の投稿画像と比べると、11日より暗くなってしまったように思います。