オレンジ色の外灯のある光害地で、どこまで北アメリカ星雲が撮影できるか挑戦してみました。撮影日は透明度も悪く、肉眼では白鳥座を構成する星がやっとみえる程度でしたが、北アメリカ星雲とその背景のガスを写すことができました。
画面全体が赤いのですが、光害ではなく殆どは星雲の光によるものです。カラーセンサーのデジタルカメラで赤い星雲を撮影すると、RGGBのRだけしか使われないので、他の部分が抜け落ちたようになり解像度が下がり、ざらついた画像になります。それを補うためには、多くの枚数を合成する必要がありますが、フィルタの無いモノクロセンサーを搭載したデジタル一眼レフが発売されれば、こういう苦労も少なくなりますね。