3/20天城高原で友人の小林氏(PbO)と片山(PbO)で共同撮影からの2ndリリースです。薄明が終わって「まずは」レデューサを外したFC-50(400mm F8)のテストという事で、既に西に傾いて静岡方面の街明りの影響を受けているオリオン大星雲(M42)を撮影する事にしました。(シーイング悪かったですが)帰宅して画像を見ると、空の条件もあったのでしょうが、レデューサを付けたF5.8に比べて「イマイチの写り」でした。やっぱりデジタル一眼といっても、F8じゃ散光星雲は駄目かなぁと思って、拡大して画像をいじっていると、星雲内部のディテールが良く写っている事に気がつきました。左は殆どノートリミングで、スターシャープを適当にかけて普通に処理した画像です。右は同じ画像に強くアンシャープマスクとスターシャープを使って、アラは出てしまいますが「あえて」強拡大したものです。この程度のレンズで星雲内部の立体構造を感じられるというのは銀塩では無かった話です。もう少し空の条件の良い時にコンポジット枚数を稼げば、更なる可能性があると感じました。(片山 徹)