天文同好会サミット2008に集まろう

【2008年10月2日 アストロアーツ】

12月に国立天文台三鷹キャンパスで「天文同好会サミット2008」が開催される。全国の天文同好会どうしの交流を目的としたイベントで、パネルディスカッションや観望会、施設見学、懇親会などが予定されている。


2008年12月6日(土)から7日(日)にかけて、「天文同好会サミット2008」が開催される。場所は東京都三鷹市にある国立天文台三鷹キャンパス。サミットといっても権力者の話し合いではなく気軽に参加できるイベントで、全国の天文同好会どうしの交流を目的としたものだ。

地域などでアマチュアの天文活動をしている会であればぜひ参加を検討されるとよいだろう。また、天文関連施設のボランティア組織や友の会などのグループの参加もOKだ。参加申込の開始時期は後日アナウンスされる。

サミット当日は天文同好会の現状を語るパネルディスカッションや観望会の事例紹介があり、会場には活動報告や会誌も並べられる予定だ。初日の夜は晴れれていれば口径50cmの社会教育用公開望遠鏡で天体観望ができるほか、参加者どうしが親睦を深める懇談会もある。

来年2009年は世界天文年であり、このサミットは世界天文年2009日本委員会が主催するプレイベントのひとつと位置づけられている。前国立天文台長の海部宣男さんや、星ナビの人気連載「三鷹の森」などでもおなじみの渡部潤一さんが世界天文年のことをわかりやすく紹介してくれる。また、立体映像で話題の4D2Uドームシアターなど国立天文台内の施設を見学する時間も設けられる。

全国の天文同好会が集まる機会というのはなかなかないものだ。同好会の会員どうし、誘いあって参加してみてはいかがだろうか。

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