【イベント情報】11月23日はサイエンスアゴラで世界天文年のキックオフ!

【2008年10月23日 世界天文年2009

サイエンスアゴラの天文・宇宙分野の目玉となりそうなのは、11月23日に開催される世界天文年2009の第一歩を踏み出すキックオフシンポジウムだ。国際交流会議場という大きな会場で企画の紹介やパネルディスカッションが行われれる。参加申込はお早めに。


11月23日(勤労感謝の日)、サイエンスアゴラ2008の会場では「世界天文年2009 キックオフシンポジウム ―宇宙・地球・生命 みんなで解き明かすために―」が開催される。

このシンポジウムは、ガリレオの天体観測から400年にちなんだ来年2009年の世界天文年を迎えるにあたり、その日本の組織である世界天文年2009日本委員会が主催するプレイベントと位置づけられているものだ。講演やパネルディスカッションが予定されており、世界天文年とはいったい何なのか、1時間半でだいたいのことがわかる内容となっている。

世界の動きに関しては日本委員会委員長の海部宣男さんから紹介があり、日本国内で企画されている内容に関しては企画委員長の渡部潤一さんが登壇する。天文好きの方なら、多岐にわたる企画の中から興味を持てるものがきっと見つかることだろう。

サイエンスアゴラは、教育関係者や科学コミュニケーションに興味をもつ人が一堂に会するイベントとして恒例化しているが、市民もふつうに参加できる。このシンポジウムはサイエンスアゴラのもっとも大きな会場である国際交流会議場で開催される。関心のある多くの人が参加すれば世界天文年への熱気が上がることだろう。

《世界天文年2009 キックオフシンポジウム―宇宙・地球・生命 みんなで解き明かすために―》

■ 日時:
2008年11月23日(日・祝日) 13:00〜14:30(開場は12:30)
■ 場所:
東京国際交流館・国際交流会議場 (東京都江東区青海2-79)
■ 主催:
世界天文年2009日本委員会
■ 後援:
天文教育普及研究会、自然科学研究機構 国立天文台(予定)
■ 対象:
とくに年齢制限はありませんが、概ね中学生以上を想定しています
■ 参加:
無料
■ 定員:
400名(事前申込制:以下の参加方法をご覧ください)
■ その他:
このシンポジウムは、「サイエンスアゴラ2008」の公募企画です
■ おもな内容(予定):
  • 世界天文年についての概要紹介、世界の動向(解説:海部宣男(世界天文年2009日本委員会委員長/放送大学/前国立天文台長))
  • 日本でのおもな企画内容の紹介(解説:渡部潤一(世界天文年2009日本委員会・企画委員長/国立天文台))
  • パネルディスカッション「世界天文年で活動し、共に発見していくために(仮題)」
    登壇者:有本淳一(京都市立塔南高等学校)/梅本智文(国立天文台)/小貫良行(理化学研究所)/平野都子(元プラネタリウム解説者・天文ボランティア)
■ 参加方法:
定員:400名(先着順、定員になり次第締切)