星ナビ7月号は「今どきの天体望遠鏡選び」と「はやぶさ帰還」
【2010年6月4日 アストロアーツ】
星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2010年7月号が、6月5日(土)に発売されます。初めての望遠鏡購入を考えている方におすすめの特集です。歴史的な写真でたどる、「日本のプラネタリウム小史」も見ごたえじゅうぶん。帰ってくる探査機「はやぶさ」、旅立った「あかつき」そして「イカロス」へもエールを送ります。
表紙
佐伯和久さんによる、5月16日に起こった「金星と月の接近」です。間隔が1度未満という大接近に、道行く人も次々と足をとめて見入っていました。
★ 全掲載内容の目次はこちら → 「星ナビ2010年7月号」
基本を押さえて、もう迷わない! 今どきの天体望遠鏡選び
望遠鏡を買いたい!でも、種類が多くてよくわからない……そんな方におすすめ! 屈折と反射の違いは? 経緯台、それとも赤道儀? 自動導入って? アイピースはどれがいいの? などについて、わかりやすく紹介します。望遠鏡の基本を知って、たくさんのラインナップからぴったりの一台を見つけてください。
地球を発って7年……おかえりなさい、はやぶさ
小惑星探査機「はやぶさ」は2003年5月に地球を旅立ちました。そしていよいよ、この6月に地球へ帰還しようとしています。困難に立ち向かい乗り越えてきた姿に、多くの人が熱い声援を送ってきました。待ちに待った帰還の日までに、その挑戦の軌跡をおさらいしておきましょう。
「はやぶさ」の挑戦をドキュメンタリータッチで紹介する、映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」のBD/DVDが6月11日発売!。クリアファイルもあります。
明石市立天文科学館のZeissプラネタリウムが50年―日本プラネタリウム小史
明石市立天文科学館のツァイス社製プラネタリウムは、50周年を機に全面的オーバーホールが行われ、今後も永く活躍を続ける体勢を整えました。この8月いっぱいで引退のツァイIV型(名古屋市科学館)、分解保存中のツァイスIV型(旧天文博物館五島プラネタリウム)……日本のプラネタリウムの黎明期を飾った投影機たちの歴史を振り返りました。
注目の天文現象「マックノート彗星増光中」「6月26日部分月食」
2等級の明るさになると予想されているマックノート彗星(C/2009 R1)が、6月半ばから下旬にかけて明け方の北東の空で見やすくなります。また、6月26日の宵には全国で見られる部分月食が起こります。肉眼で、双眼鏡や望遠鏡で、そしてカメラで、現象を楽しみましょう。
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