星ナビ6月号は「日食観察プレート」付き「金環日食直前特集」
【2012年5月1日 アストロアーツ】
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2012年6月号が、5月2日(水)に発売されます。5月21日の日食までのファイナルカウントダウンの始まりです。もう準備万端という方も、これから準備という駆け込み組も、天文ファンとしての心構えをしっかり読んで、最高のコンディションでその時を迎えましょう。
表紙
金環日食当日、たくさんの人が空を見上げて欠けゆく太陽に心踊らせるに違いありません。あなたはどこで、どんなふうに日食を見ますか?
★ 全掲載内容の目次はこちら
「星ナビ2012年6月号」
付録 日食観察プレート(A5判)
全面で安全に太陽を観察できる「日食観察プレート(A5判)」が付録。ハサミやカッターで加工できるので、数人分の日食めがねや撮影用の簡易減光フィルターも作れます。
金環カウントダウン特集 あと0か月
《全国タイムテーブル×中心線上でまんまるの環を撮る》
全国各地での日食の進行のタイムテーブル、主要な都市での経過図と合わせて、中心線に近い名所名跡も紹介。歴史ある建造物や風光明媚な海岸、東京スカイツリーといったシンボルと一緒に金環日食を眺めたい方必見です。
《安全に観察する》
強烈で有害な太陽の光。目を傷めずに日食を観察する方法をおさらいします。大きな像で見るには、大勢で見るには、子どもと安全に見るには――そんな悩みに「減光フィルターを使って肉眼で見る」「ピンホールを利用する」「双眼鏡・望遠鏡で見る」の3つの方法を紹介します。
《カメラ・ビデオで撮る》
写真や動画に記録しておきたいという人が準備しておくべき機材や、安全な撮影方法を紹介しています。本格的な機材がなくても、付録の「日食観察プレート」を撮影用の簡易減光フィルターとして使用すれば、コンパクトデジタルカメラやビデオカメラで太陽の欠けたようすを撮ることができます。
6月6日 世紀に2回の稀少現象「金星の太陽面通過」
金環日食の影に隠れがちですが、6月6日は8年ぶりの金星の太陽面通過が日本全国で見られます。どこでも全経過が見られるという好条件。しかも今回見逃すと次は105年後というきわめてまれな天文現象の観察・撮影のポイントを紹介します。
宇宙の公案II 05「ともに生きる宇宙」
公案IIの05で登場いただいたのは、かつてNHKの解説員を務め、現在は多摩六都科学館館長である髙柳雄一さんです。星空観望の素晴らしさや最新の研究成果を知る上でメディアの役割や番組制作の思い出を振り返りつつ、伝えるべき思いについて語っていただきます。