星ナビ10月号は「ヒッグス粒子」と「ケアンズ皆既まであと2か月」

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【2012年9月4日 アストロアーツ】

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2012年10月号が、9月5日(水)に発売されます。世間を賑わせた「ヒッグス粒子」について、宇宙誕生の謎との関わりを解説しました。そして、あと2か月に迫ったオーストラリア・ケアンズでの皆既日食情報に、機材紹介はケンコー・トキナーの「日周追尾経緯台」。宇宙の公案IIでは的川泰宣先生に登場いただいています。夏の暑さもやわらぎほっと一息。星ナビを片手に秋の静かな夜空を楽しみましょう。


表紙

星ナビ2012年10月号表紙

石川勝也さんによる、灯台とともに撮影した金星食のようすです。関東の東端に残されていたわずかな晴れ間を求めて、犬吠埼まで車を走らせたとのこと。

★ 全掲載内容の目次はこちら
「星ナビ2012年10月号」

ヒッグス粒子 ─宇宙創世史に新しい見識を与える“神の粒子”─

ヒッグス粒子 ─宇宙創世史に新しい見識を与える“神の粒子”─

新聞やウェブニュースの見出しに大々的に躍った「ヒッグス粒子発見か!?」の文字。なぜ発見の可能性があれほどニュースになったのか? そしてヒッグス粒子の存在がダークエネルギーやダークマターの謎を解くカギとなるわけは? 宇宙論から見る『神の粒子』に迫りました。

ケアンズ皆既まであと2か月

ケアンズ皆既まであと2か月

オーストラリア・ケアンズで11月14日(現地時間)に見られる皆既日食。日の出直後で太陽高度が低いため、観測地選びは見晴らしが重要です。天候条件や宿泊場所からの移動などを考慮した観測候補地の情報を紹介します。星ナビ協賛のツアーもおすすめです!

星を追う卓上経緯台 スカイエクスプローラー SE-AT100N

星を追う卓上経緯台 スカイエクスプローラー SE-AT100N

ケンコー・トキナーがラインアップするスカイエクスプローラーシリーズに、初心者向けの新しい卓上経緯台が加わりました。コンピューターとモーターを装備し、導入した天体を追い続けることが可能な「日周追尾経緯台」をレポートします。

宇宙の公案II 09「星へ行くサル・17年後の旅立ち」

宇宙の公案II 09「星へ行くサル・17年後の旅立ち」

今回は「宇宙科学と人類の未来」をテーマにお送りします。筆者は的川泰宣さん。宇宙飛行を可能とした先端科学技術は、人類史上最高の知的成果のひとつですが、それによって得られた宇宙からの視座を、今後の人類の未来にどのように役立てていくべきなのか、その新たな思想を語っていただきました。

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