6つのウィンドウで多角的シミュレーション
『エクリプスナビゲータ』には「地図」「経緯度表」「時刻表」「拡大表示」「天空表示」「カウントダウン」の6つのウィンドウがあり、共通の時刻系(経緯度表を除く)を用いて日食の諸現象を高精度に計算したりCGシミュレーションしたりします。さらに、このウィンドウを組み合わせて表示することで日食の概況を総合的に把握することが可能です。
「地図」ウィンドウ
世界地図に中心線、本影の南北限界線、地表に投影された本影錐を表示。地図は拡大・縮小、スクロール可能。
地図上をマウスクリックして観測地を選択、設定した観測地の値で全ウィンドウを再計算・再描画することができます。
「拡大表示」ウィンドウ
天頂、天の北極、天の南極のいずれかを上にして太陽を表示し、黄道や白道、月縁などを重ね合わせて日食の進行をシミュレーションします。皆既日食の際にはコロナやダイヤモンドリングがリアルなグラフィックで再現できます。
「天空表示」ウィンドウ
食分・惑星・1等星・上空に投影された本影錐をグラフィック表示します。正距方位図法、心射図法、全天の3つの描画モードに対応しています。
連続表示機能では時間間隔、焦点距離を設定し、画角を表示することで写真の構図の事前検討ができます。