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日食シミュレーションソフト エクリプスナビゲータ Ver.2

Ver.2.5で機能追加した点

かすり日食帯や半影限界線・日出没線の表示など地図ウィンドウの情報がアップ、拡大表示ウィンドウで太陽を大きく描画など、シミュレーション機能を強化しました。

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かすり日食帯の表示

かすり日食帯などを表示した「地図」ウィンドウ 月縁の凹凸を考慮した「かすり日食」の限界線(点線)を表示可能です。月縁には山や谷が存在するため、金環食ではリングがつながって見えるぎりぎりの地点は、月縁を円として求めた金環食帯の限界線よりも数km程度ずれた位置になります。かすり日食帯では、数十秒間程度にわたって月縁の山で途切れて数珠状に連なるベイリーズビーズを楽しめます。Google EarthやGoogleマップで限界線を表示して、正確な観測地点を調べることもできます。

「2012.05.20 中国・日本・北太平洋・アメリカ金環日食(月縁あり)」の日食要素で、月周回衛星「かぐや(SELENE)」に搭載されたレーザ高度計(LALT)の観測によるデータを利用しています。©JAXA/SELENE

半影限界線・日出没線の表示

半影限界線などを表示した「地図」ウィンドウ 地図ウィンドウで部分日食が見られる範囲を示す半影や半影限界線の表示に対応。さらに昼夜境界線や日の出時に日食が始まるラインなど情報が大幅にアップしました。食分最大地点や地球と半影の接触点、太陽直下点なども表示できます。アニメーションを行うと、半影と本影(擬本影)の動きで日食の進行をわかりやすく再現できます。KML形式で出力した日食図をGoogle EarthやGoogleマップで表示して、経緯度表で設定した時間間隔で日食の経過を詳しく見ることもできます。

さらに大きな太陽像を表示

月縁を表示した「拡大表示」ウィンドウ) 拡大表示ウィンドウで太陽を大きく描画できるようになりました。マウスのドラッグで太陽をウィンドウの中央から移動して、月と接触する部分を見やすく表示できます。皆既食のダイヤモンドリングや金環食のベイリーズビーズの再現で、緻密で迫力があるシミュレーションが可能です。金環食では、よりリアルにベイリーズビーズを表示できるようになりました。

そのほかの機能追加点

  • 各ウィンドウの右クリックで設定ダイアログを呼び出すことができるようになり、操作性が向上しました。
  • USB接続のGPS受信機(GARMINプロトコル)に対応しました。
  • Ver.2に含まれていた2035年までの日食に加えて、2042年までの皆既・金環日食の要素を追加しました。

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