リニア彗星(2001年) C/2000 WM1
2000年11月16日、リンカーン研究所チームがニューメキシコ州の口径1mの望遠鏡で発見した彗星です。2001年12月には5等級にまでなりました。
- 撮影者:
- 榎本 孝雄
- 撮影日時:
- 2001年12月8日 20時32分、露出 2分
- 撮影地:
- 埼玉県東秩父村 笠山峠付近
- 撮影機材等:
- アサヒペンタックス SV 85mm F1.8、SLフィルター、フジ スペリア800、ビクセン SP赤道儀で自動ガイド
- 撮影者コメント:
久しぶりの撮影行きであったため、準備不足で散々な目にあったことを思い出します。この日はものすごく透明度がよく肉眼でM33の存在が確認できるほどでした。このときの彗星の光度は約5.5等星で双眼鏡では尾も確認できました。しかし、冷え込みがはげしくカメラのシャッターも凍り付いてしまい、さらに、バッテリーの電圧も下がってしまい、マイコンスカイセンサーまで動作しなくなってしまう始末、フィルムも半分以上無駄にしながら何とか撮影できた中の1コマです。